アジアン・バリ風インテリアの作り方|色・天然素材・照明で作るリゾート感

アジアン・バリ風スタイル参考イメージ:バンブー・チーク・籐

「バリ島のリゾートホテルのような部屋に憧れる」「アジアン家具を集めたいが、選び方が分からない」「日本の住戸でリゾート感を出すコツを知りたい」 そうした声に応えるガイドです。本記事ではアジアン・バリ風インテリアを「色・素材・小物・照明」の4軸でまとめ、リゾート感を日本住戸で再現する具体ルールを体系的に整理します。IIKKO. 編集部が、本場バリのリゾートホテルから日本の住戸での実現可能な範囲まで網羅して解説します。

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※画像は参考イメージです。

「読み終えたら、自分の住まいにアジアン要素をどう取り入れるか、本場感とのバランスが具体的に決まる」を目標にした実践ガイドです。価格は2026年5月時点の主要メーカー・アジアン家具店の参考値です。隣接記事は西海岸スタイル(執筆中)/モロッカン・地中海(執筆中)/観葉植物(執筆中)。


目次

アジアン・バリ風スタイルとは

アジアン・バリ風インテリアは 東南アジア(バリ・タイ・ベトナム)のリゾートホテル文化 をルーツに持つスタイル。自然素材・暖色木材・装飾的な小物で「南国リゾートの開放感」を再現します。

3つの方向性

  • アジアンテイスト(クラシック):ダークブラウン木材+装飾彫刻、重厚なクラシック路線
  • アジアンリゾート:ダークブラウン木材+グリーン+白の開放的な明るい雰囲気
  • バリモダン:シンプルな木材+自然素材+現代的家具のミックス

色の使い方と自然素材の家具

ベース(60〜70%)

  • オフホワイト・クリーム:壁・天井(リゾート感)
  • サンドベージュ:床・カーペット

サブ(20〜25%)

  • ダークブラウン:木製家具(チーク・マホガニー・モンキーポッド等)
  • ナチュラル(ラタン・ヒヤシンスベージュ):家具と小物

アクセント(5〜15%)

  • グリーン(観葉植物・葉柄ファブリック)
  • ゴールド・ブラス(バリの装飾アクセント)
  • 赤・オレンジ(クッション・タイダイ柄、控えめに)

ラタン家具

  • ツル科植物の家具。職人の手編み模様が空間に表情を加える
  • 椅子・テーブル・棚・収納ボックスに多用
  • 軽量で扱いやすい、椅子1脚2〜8万円

ヒヤシンス(水草)家具

  • 水草から作るバリ特有の素材。ざっくりとした編み目
  • ソファ・ベンチ・収納家具
  • ラタンより素朴な雰囲気、価格はやや高め

チーク・マホガニー無垢家具

  • 深い茶色の高級木材、油分豊富で耐久性◎
  • ダイニングテーブル・サイドボード・ベッドフレーム
  • 大型1点でリゾート感の中心に

バンブー(竹)家具

  • 軽量で涼しげな印象
  • サイドテーブル・パーテーション・装飾
  • 1点アクセントとして1〜3万円

バリ・アジアン照明と装飾小物

ペンダントランプ

  • 紋様を施したガラスシェード(モロッカン風とも親和)
  • 籐・バンブー・ラタンの編み込みシェード
  • ダイニング・リビング中央に1点

フロアランプ・テーブルランプ

  • 陶器ベース+葉柄シェード
  • 木製ベース+自然素材シェード
  • 電球色(2700K以下)で温かみ、影と光のレイヤー

キャンドルとアロマ

  • シトロネラ・サンダルウッド・ジンジャーの香り
  • 陶器・銅のキャンドルホルダー
  • 夜の屋外(ベランダ)での演出にも

石像・レリーフ

  • バリの神話・ヒンドゥー教モチーフの石像(小型)
  • 木彫りのレリーフ(壁掛け)
  • 1〜2点に絞ると洗練、複数並べると土産物屋風

テキスタイル

  • イカット・バティック(ろうけつ染め)の織物
  • 葉柄・トロピカル柄のクッション
  • ベッドカバー・タペストリーで壁面装飾

植物

  • 大型ヤシ(フェニックス・ロベレニー、ケンチャヤシ)
  • モンステラ・パームの葉物
  • 蘭(コチョウラン・カトレア)の花物
  • 大型1点+中型2〜3点で「南国感」確立

アジアン雑貨

  • 陶器(青白・素焼き)
  • 真鍮の小皿・ボウル
  • 木彫りのアジアン彫刻(控えめに)

ホテル・リゾート感の作り方

ベッドルーム

  • チーク材の低重心ベッド
  • 白い寝具+装飾枕+葉柄スロー
  • 天蓋(モスキートネット風)で囲うとリゾートホテル風
  • ベッドサイドにバンブー・ラタンランプ

バスルーム

  • 木製の洗面台(または木目シートでリメイク)
  • 陶器の置き型洗面ボウル
  • 白いタオル+籐バスケット
  • アロマ・キャンドル・観葉植物

リビング

  • ラタンチェア+木製ローテーブル
  • 大型ヤシ+ペンダントランプ
  • 葉柄クッション+ナチュラル素材ラグ

賃貸でのアジアンスタイル実現法

予算別

  • 1〜3万円:ラタンクッション・籐バスケット・葉柄クッション・大型ヤシ1鉢
  • 5〜10万円:上記+ラタンチェア1脚+ペンダントランプ
  • 15万円以上:チーク家具1点+本格ヤシ+装飾照明・テキスタイル

壁・床は変えない

賃貸では壁紙・床は変えられないため、家具と小物でアジアン要素 を散りばめる。ヤシの大型1鉢+ラタン家具1点+葉柄テキスタイル+ペンダントランプの4要素で十分に変わります。

❌ 失敗例1:石像・装飾を盛りすぎてバザール風

避け方:石像・レリーフは1〜2点まで。「リゾートホテル」を目指し「土産物屋」化を避ける。

❌ 失敗例2:ダークブラウン家具で部屋が暗くなる

避け方:床面積の30%以下にダーク家具を抑え、壁・天井・大型ラグで明るさを確保。

❌ 失敗例3:日本の和室にアジアン家具をそのまま

避け方:畳との相性が悪い。フローリング住戸または畳の上に大型ラグでカバー。

❌ 失敗例4:ヤシの世話を怠って枯らす

避け方:耐陰性のあるヤシ(テーブルヤシ・ケンチャヤシ)を選ぶ。詳細は観葉植物の選び方(執筆中)。

❌ 失敗例5:トロピカル柄テキスタイルを多用

避け方:柄物テキスタイルは 1〜2点まで。残りは無地のニュートラルで「呼吸」を作る。

まとめとおすすめアイテム

  1. 白+ダークブラウン+グリーンの3色構成からスタート
  2. ラタン・ヒヤシンス・チーク・バンブーの自然素材家具
  3. 装飾照明+多灯使いで「影と光のレイヤー」を作る
  4. 石像・レリーフは1〜2点、テキスタイル柄も1〜2点に絞る
  5. 大型ヤシ+中型観葉植物2〜3点で南国感を確立
  6. 賃貸は家具・小物・植物の4要素で1〜3万円から再現可
  7. 和室には不向き、フローリング住戸で取り入れる

参考情報・出典

  • 各アジアン家具店公式(Cocobari・アジア工房・Barong・FOUKARI)の家具データ
  • バリ・タイ・ベトナムのリゾートホテル建築事例
  • 各メーカー公式(FRANCfranc・IDEE・無印良品)のアジアン・リゾートコレクション

※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。価格・取扱情報は2026年5月時点の参考値です。最新の価格・在庫は各販売店・メーカー公式サイトでご確認ください。
※画像は参考イメージです。画像内の家具・植物と、本記事で紹介・リンクする商品は同一ではありません。雰囲気を再現するための参考商品として整理しています。

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このメディアについて
IIKKO. は、北欧・インダストリアル・無機質ミニマルなどテイスト別に部屋作りを解説する実用型インテリアメディアです。メディアコンセプト編集ポリシーもご覧ください。

実際に選ぶ場面を想定して、取り入れやすい商品を例として挙げます。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各販売店でご確認ください。掲載商品と紹介する商品は同一でない場合があります。雰囲気を再現する参考イメージとして掲載しています。

Q1. アジアン・バリ風スタイルの特徴を一言で言うと?

アジアン・バリ風スタイルは、特定の配色ルール(70:25:5の主軸×差し色×アクセント)と素材選定(無垢材や金属の質感)を組み合わせることで成立するスタイルです。家具1点ではなく全体のトーン統一が決め手となります。

Q2. 予算10-20万円でアジアン・バリ風スタイルは実現できますか?

¥10-20万円帯では、ソファ・照明・ラグ・ベッドのいずれか2点に集中投資し、残りは無印・IKEA・ニトリで揃えるのが現実的です。10万円予算記事や本記事の予算別ガイドに具体的内訳を載せています。 本記事の具体例や寸法表も合わせてご活用ください。

Q3. 賃貸でもアジアン・バリ風スタイルにできますか?

賃貸でも実現可能です。原状回復OKの剥がせる壁紙、突っ張り棒、置き型畳、フィルム系窓装飾を活用し、家具中心でスタイル感を作ります。民法第621条の通常損耗範囲を超えない素材を選んでください。 本記事の具体例や寸法表も合わせてご活用ください。

Q4. アジアン・バリ風スタイルと相性の良いスタイルはありますか?

アジアン・バリ風スタイルは北欧・Japandi・無機質ミニマルとの相性が良好です。配色トーンが重なる場合は素材で差別化(木目×金属、リネン×ウールなど)すると整います。 本記事の具体例や寸法表も合わせてご活用ください。

Q5. アジアン・バリ風スタイルに最も影響する要素は何ですか?

最も影響する要素は「色温度2700K前後の照明」「ベース色70%の壁・床」「主軸スタイル象徴アイテム1点」の3点です。家具を増やすより先に光と色を整えると印象が一気に変わります。 本記事の具体例や寸法表も合わせてご活用ください。

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📌 Japandiスタイル ハブ

本記事はJapandiクラスターの一部です。スタイル全体・予算別・買える店の総合ガイドはこちら。

Japandi 完全ガイド
買える店ガイド (Japandi)

本記事の判断根拠として参照した規格・公式情報・メーカー公式資料です。

規格・公式機関

メーカー公式

本記事と関連性の高いコンテンツを以下にまとめました。

よくある質問(FAQ)

30秒要約:この記事のポイント

  • アジアン・バリ風は「色・素材・小物・照明」の4軸で作るインテリアガイド。主要配色は白・ダークブラウン・グリーンで構成。
  • 自然素材(ラタン・ヒヤシンス・チーク・バンブー)を中心に、照明は多灯使いで影のレイヤーを作るのが鍵。
  • 賃貸でも家具と小物・観葉植物・照明の4要素を揃えれば1〜3万円から雰囲気を再現可能と解説。
  • 石像や柄物は「1〜2点」に絞るのが洗練のコツ。盛りすぎると土産物屋風になる点に注意。
  • 照明は電球色(2700K前後)と多灯配置で暖かさと陰影を作る。ペンダントは空間の中心に1点が有効。

購入前チェック:この記事が役立つ人

  • 賃貸住まいで手軽にバリ風リゾート感を出したい一人暮らしの読者向けガイド。
  • 木材・ラタンなど自然素材の家具選びで失敗したくない新居購入予定者向けの実用情報。
  • 照明の色温度や配置で部屋の雰囲気を整えたいインテリア初心者向けの解説。
  • 観葉植物を取り入れて南国感を出したいが手入れに不安がある人への実践アドバイス。
  • 家具を一点投入してリゾート感を作りたいが予算を抑えたい人向けの予算別プラン。

よくある質問

Yチェアの座面高は何cmが一般的?

結論:Yチェア類は座面高約42〜45cmが一般的です。条件:ダイニング用チェアとして使う場合の標準寸法に合わせた値です。根拠:一般的なダイニングテーブル高(約70〜72cm)に対し座面高42〜45cmで膝周りのクリアランスが確保されます。

アジアン照明の色温度は何Kが適切?

結論:電球色の2700K前後が適切です。条件:リビングやベッドルームでリゾート感・温かみを出す用途向け。根拠:暖色系の2700Kは肌色・木材の色味を豊かに見せ、記事で推奨している“電球色(2700K以下)”の指針に一致します。

賃貸で天井照明を変えられないときはどうする?

結論:既存の引掛シーリングを活かしつつ、フロアランプやペンダントの併用で多灯化するのが有効です。条件:引掛シーリングを外せない・交換不可の場合。数値目安:ペンダント1点+フロアランプ2台で光源を分散して照度のムラを抑えます。

ラタン家具の耐久性はどのくらい?

結論:適切な使用・手入れで数年から十年以上使用可能です。条件:直射日光や高湿度に長期間さらさない、定期的な乾拭きと陰干しを行うこと。根拠:天然繊維系家具は湿度・紫外線で劣化するため、環境管理が耐久性に直結します。

バリ風ペンダントの吊り下げ高さは?

結論:ダイニング上はテーブル面からシェード下端まで約65〜75cmが目安です。条件:天井高約240〜260cmの一般的な住宅での目安。根拠:テーブル面と光源の距離を確保して眩しさを抑え、照射範囲を確保するための実務的な寸法です。

揃えたい家具リスト

家具サイズ目安想定価格帯役割
Cocobari チークダイニングテーブル(型番例:CT-120)W120×D80×H75cm150,000〜350,000円部屋の重心となる大型1点。深い木味でリゾート感を作る中心家具。
Barong ラタンチェア(モデル:Rattan-01)W60×D62×H85×SH44cm20,000〜60,000円軽やかな座り物で視線を抜く。単体でトロピカル感を演出。
FOUKARI ヒヤシンスソファ 2人掛けW150×D80×H78×SH42cm80,000〜200,000円ざっくりとした質感で居心地を作る中核ソファ。
IDEE ラタンペンダント(直径40cm)φ40×H35cm(シェード)/推奨吊下高65〜75cm15,000〜45,000円空間中央の照明。影のパターンでリゾートらしさを表現。
無印良品 バンブーシェルフ(2段)W80×D30×H100cm20,000〜40,000円小物・植物の見せ場を作る収納兼ディスプレイ家具。
推奨家具のサイズ・価格帯(IIKKO. 編集部調査、主要メーカー参照/調査時点:2026年5月)

選び方の手順(4ステップ)

  1. 配色を決める: ベース60〜70%(オフホワイト)、サブ20〜25%(ダークブラウン・ナチュラル)、アクセント5〜15%(グリーン・ゴールド)と比率を数値化して決定。まず壁・床・ラグを固定して残りを家具と小物で調整します。
  2. 自然素材を選ぶ: ラタン・ヒヤシンス・チーク・バンブーのうち2〜3素材を中心に選択。例:チークの大型一点+ラタンチェア1脚+ヒヤシンスの収納で素材のバランスを作ります。
  3. 多灯で照明を組む: 中心照明1点+フロアランプ1〜2台+テーブルランプ1台の多灯構成が理想。電球色2700K前後を基本にして、スポットではなく拡散光を意識します。
  4. アクセントを効かせる: 石像・レリーフは1〜2点に絞り、柄物テキスタイルは1〜2点までに制限。グリーンは大型1点+中型2〜3点で視線の重心を作ります。

サイズ目安・配置例

部屋サイズ推奨配置備考
6畳ワンルーム(江戸間 約9.29㎡)大型ヤシを窓際に置き、ラタンチェア1脚と小型ローテーブルを中心に配置。ダーク家具は床面積の30%以下に抑えると暗くなりにくい。
8畳リビング(中京間 約11.88㎡)チークの小型ダイニングを壁寄せ、中央にラグ+ソファで動線を確保。ペンダントはテーブル上に1点、吊り高さはテーブル面から65〜75cm。
10畳リビング(例)ソファ背面に収納を配置し、フロアランプで読書コーナーを作る。大型家具は一面に寄せて空間の“抜け”を確保するのがコツ。
配置例(畳サイズ表記は江戸間・中京間等の慣用規格を明記。目安は設計実務の標準イメージ)

賃貸での注意点

  • 床傷の防止: 賃貸では家具の移動で床を傷つけない対策が重要。脚裏にフェルトや滑り止めパッドを貼り、家具の重量分布を分散してください。詳細な原状回復の指針は国土交通省のガイドラインを参照してください(例:原状回復ガイドライン)。参考: https://www.mlit.go.jp/common/001234345.pdf
  • 引掛シーリングの扱い: 天井の引掛シーリングは専用器具での着脱を行い、器具を強くねじらないこと。賃貸で交換する前に管理会社へ確認を推奨します。製品仕様や取り扱いの基礎はメーカー情報を参照してください。参考: https://panasonic.jp/light-illu/lineup/ceiling-socket.html
  • 配線・電気容量の確認: 多灯化や大きな照明器具追加時は回路の容量やブレーカーを確認してください。法令上の電気事業に関わる基準は電気事業法などを参照し、安全に配慮しましょう。参考: https://elaws.e-gov.go.jp/
  • 照度と設置位置の注意: 照明は目的別に照度を分ける(作業用・雰囲気用)。住宅での照度指針はJIS Z 9110「照明基準総則」を参照して、居室の適切な明るさ確保を心がけてください。参考: https://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISSearch?searchWord=Z+9110

IIKKO. 編集部による調査メモ

本記事の数値は、IIKKO. 編集部が2026年4-5月に各メーカー公式ページ・JIS規格・国土交通省ガイドライン・主要販売店を横断調査して整理しました。価格・在庫・寸法は調査時点の値で、為替・原材料費・流通によって変動します。最新の確定値は各販売店ページでご確認ください。

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最終更新: 2026-05-21 / 編集: IIKKO. 編集部

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